《デジタルコンテンツ部門》

『自動車の立体3DCG映像』

潟pーム
内藤 誠治

 この度は、デジタルコンテンツ部門の大賞を頂きまして、誠に有難う御座います。

 昨今、映画業界では3D立体作品が数多く製作される様になりました。
立体映像は昔からある技術ですが、CG技術や映像技術の進歩により、よりリアルで迫力ある映像が制作できる様になりました。

 弊社では、長年、モーターショーで展示する自動車関係のCGを製作して参りましたが、それらの経験を生かし、VirTools(ヴァーツールズ)というインタラクティブCGコンテンツ制作ツールに高画質でリアルなマテリアル(質感)を付加するプラグインを独自で開発しました。自動車の設計部門でも、実物大のモックアップの製作に代わりこのようなヴァーチャル技術が使われています。

 それらの技術を使用して製作したコンテンツと、複数のプロジェクターとスクリーンを組み合わせた映像機材に、ヘッドセットに位置センサーを内蔵した3Dメガネを使用する事により、高画質のまま、インタラクティブでしかもリアルタイムで動作する、臨場感あふれる没入型の立体映像展示が可能になりました。

 今回の受賞を機に、日進月歩で発展していくハード技術とソフト技術を駆使して、より感動的なコンテンツを製作していきたいと思います。

 本当に有難う御座いました。




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