�鰍bＢＣクリエイション

この番組は名古屋市さん依頼の元、
「障害のある人もない人も共に生きる地域社会」を実現させるものとして始まりました。一見普通のドキュメンタリーのように作ればそれなりの番組にはできそうですが、本当に上記社会を実現させるためには興味のない人に見てもらわなければならない。そうなると普通ではいけない。しかしテーマがテーマだけにバラエティに寄せすぎてもいけない。というところで演出に苦労しました。そこで私がこだわったのは、障害者を対象とした「感動・涙」を誘うことではなく、もちろん「爆笑」でもなく、「ほっこり・笑い」を軸にすることでした。
そのためにキャスティングは誰も傷つけずに笑いがとれる芸人さんにお願いしたいと考え最初にお声がけしたサンドウィッチマンさんがスケジュールぎっしりの中快く引き受けてくださりました。
また、取材対象者である障害者とその家族のご出演に関しては事前にとったアンケートを見て前向きで明るい方を探したのですが、ご協力いただいた2組のご家族（岡田さん・服部さん）は共に思った通りの素敵な方々で、こちらが思っていた以上の番組を作ることができました。
ヘルパーの仕事を伝える部分でも実際に現場で働いている松澤さん、松山さんにご協力いただき、ありのまま伝えることができました。
この賞がいただけたのもご出演いただいたみなさんのおかげだと思っております。
本当にありがとうございました。