リクナビNEXTのCM制作を担当させて頂いたシースリーフィルムの
プロデューサー近藤 努です。
初出品にもかかわらず、大賞を頂きどうもありがとうございました。

今回、この企画を担当されたのは電通中部支社のプランナー岡部氏です。
下記が岡部氏の企画についてのコメントです。
東海エリアの求人情報も非常に豊富なリクナビNEXT。
その豊富な情報量を感じてもらうために、
たくさんの社長や役員たちが転職してくるのを待っているというCMを企画しました。
また転職は人生の大きな岐路です。転職する理由も様々。
転職する側から描くと、なかなか描き方が難しくなります。
そこでリクナビNEXTを通して転職者がやって来るのを「待っている側」を描けば、嫌みのないハッピーなCMがつくれると考えました。

それから、撮影についてのエピソードです。
まず一番苦労したのが、合成に頼らず、できる限り1カットでやりきるかということ。
そのためにテスト撮影を繰り返したり、本番さながらに、みなさんに踊ってもらいながらオーディションを行い、リズム感のある人。体力のある人。企業の役員クラスに見える人。そして、50肩でない人を計18名選出しました。

先頭の方は、アリスインワンダーランドに所属している志知和人さん。  
普段はダンディなモデルさんです。社長っぽいルックスと、ステキな笑顔が決め手でした。

撮影は朝から深夜まで及び、撮影現場にはラジカセから流れるCMソングと、
監督の「やり直し!もう1回!」の声、それと出演者・スタッフのため息しかしませんでした。にも関わらず、あのさわやかな笑顔をし続けてくれた出演者のみなさまには本当に感謝しています!あまりにキレイに揃いすぎて、オンエアを見た方の何人かはCGだと思ったそうです。

もともとCMプランナーが歌詞と共に考えた振り付けをベースに、15秒にした場合の構成、音楽とのマッチングを監督、プロデューサー、プロダクションマネージャーが一丸となって考えました。

そして、あの歌は連呼CMのように覚えやすいメロディーにしたい。だけど決して泥くさいものにはしたくない。そこで達した結論が、「J-POP」。ど直球なコマーシャルメッセージの歌詞とのミスマッチで面白くなる気がしたのも決め手でした。歌声は江崎明さん。
ストレートな歌詞のギャップにスタッフ一同笑いの絶えない現場でした。

シースリーフィルム  プロデューサー近藤 努



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